深く考えないで捨てるように書く、また

もう一度、自分自身と、自分の中の言葉と生で向き合う

2008-01-01から1年間の記事一覧

子どもは科学が好き?

子どもはみんな科学*1が好き、という話を読む。 http://scienceportal.jp/HotTopics/s_communication/sciencep/02.html あー、そうだな、その点に関しては私もそう思う。最初から全く科学的現象に興味をもたない子どもはいない。日常生活で出会うすべてが新…

多くの言葉で多くのことは伝わらないが、少ない言葉で多くのこともやっぱり伝わらない

よりたくさんのこと、より詳しいことを伝えようとすると、饒舌になりがちだ。 言葉を綴る自分は、あれも言いたい、これも伝えたい、これを伝えるためにはこちらもで前提として伝えておかなければならない、そうすると関連してこれも言うと分かりやすくなる、…

必要がないのに

必要がないのに、子ども(中学生以下)に携帯電話を持たせる親っているのかなあ。 バイト可能な高校生と異なり、中学生以下なら、経費はすべて親もちだし。わざわざ親が用意しない限り携帯をもつことはできないわけで、ということは、なんらかの「必要」をあ…

思考停止とは思考を停止すること

思考を停止する、と、思考を終了する、は同義語ではない。 一旦停止して、また動き出して、赤信号にあえば停止して、青になったらまた動き出して。 走り続けていればやっぱり息切れしたりエネルギー切れしたりするので、休憩して、また走り出して。 思考停止…

「学校裏サイト」へお父さんが突撃した話

数日前から話題になっている、この話。 学校裏サイトで娘が実名で攻撃され、父としてメールを送ってみた。:けんじろう と コラボろう!:オルタナティブ・ブログ 娘を攻撃する学校裏サイトに親としてメッセージを書いた結末:けんじろう と コラボろう!:…

喫煙者のオアシス

久方ぶりに、用があって都心部まで出かけた。 家族で出かけたのだが、行きの乗り物で下の娘が寝てしまい、身動きがとれなくなった。帰りが遅くなる予定だったので、しばらく寝かせてやったほうがいい、ということで、夫と上の娘はショッピングに行き、私と下…

学研、「学習」廃刊か 訪問販売廃止か

学研が小学生むけ月刊誌「学習」の廃刊を検討しているという記事を読んだ。 http://mainichi.jp/select/biz/news/20080510k0000m020052000c.html NIKKEI NET:学研の「学習」消える?・小学生向け雑誌、廃刊検討 毎日と日経では少しずつ記事の重点が異なり、…

自分が頑張ってもしょうがないとき

気持ちが鬱々するというか、抑鬱方向に気持ちが向かうのは、自分が頑張っても事態が動かないことが見えているときに起こりやすい、かもしれないと思う。 自分が頑張ったらなにかの成果が出る、状況がよい方向に動く可能性がある(動かない可能性もあるし、悪…

小学生のものの食べ方

こんなニュースが。 http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008050302008451.html 三重県菰野町の菰野小学校で2日、給食で出されたかしわもちにポリエチレン製の人工葉が使われていたのに、包装に「天然葉を使用」と書いてあったため、児童2…

PTAと男と女

昨日書いた素朴な疑問だが - 深く考えないで捨てるように書くに対して、b:id:rajendraさんからこんなブックマークコメントをいただきました。 [PTA]PTAは女性主体の組織という社会通念に対するカウンターかねえ。会長職は対外折衝的な仕事も多そうだし。 は…

眼鏡っ子は増えている?

娘が小学校に入学して、ざっと新1年生を眺めて思ったことの一つが、意外と眼鏡をかけている子が多いな、ということ。 自分の子が眼鏡っ子であることもあって、同じくらいの年齢の子が集団でいると、眼鏡をかけている子にどうしても目がいく。 実は、幼稚園…

是か非か

「○○は是か非か」という論調がある。「OKかNGか」と言い換えることもできる。 これの答えは、基本的には「是」「非」の2つなんだが、これ以外によくある答えとして「条件付き是」というのがある。 例えば、「子連れで居酒屋は是か非か」という話なら、…

素朴な疑問だが

素朴な疑問なんだが、どうしてPTA会長って男性が多いのだろう。 女性が会長を務める学校ももちろんあるらしいのだが、なぜか会長だけは男性、というところもけっこうあるようで。特に規則として決まってはいないが、不文律として男性が務める、という場合…

しょうこ画伯の最新作発表(移動しました)

この記事はazumyのETVグループ日記へ移動しました。 移動先→しょうこ画伯の最新作発表 - NHK教育で行こう! - ETVグループ

今年もPTA

昨年の幼稚園でのPTA役員に続き、今年もPTA役員を務めることになった。今度は小学校のだ。 いろいろ思うところあって引き受けた(決してすすんでやろうとしたわけではないが、まあいろいろ。専業主婦でもあると、まあいろいろ)以上、今年1年とりあえずやる…

背理法

学生時代、背理法が出てくると、決まって誰かが 「はいりはいりふれはいりほ〜♪(ほっほー)はいりっはいりっふれっほっほ〜♪」 と歌ったものだが、今の子は歌わないんだろうなあ。 というより、この歌知らないんだろうなあ。

理想の○○

「理想の○○」と言うとき、どことなく、その「理想の○○」は現存しないというか、実在しないからこそ「理想」なんだ、と思っているふしがある。 「理想」の「想」は「空想」の「想」、なんて漠然と思っている。 で、理想と現実は別物というか、ジャンル違いな…

全体の事情と部分の状況

娘の小学校は、現在600人を大きく超える児童数がいる。 6学年なので、ある程度むらはあるものの、1学年あたり、100名前後の児童がいる。35人学級の地域なので、学年によって、クラスは3クラスだったり、4クラスだったり。 けっこう児童数多いな…

新1年生ランドセル色分布(狭い観測)

以前、こんな記事を書いた。 みずいろとおんなのこ - 深く考えないで捨てるように書く 上の娘はその後、無事に入学した。そこで新1年生たちの集団(100名越え)を眺めて、どんな色のランドセルが見られるか、ざっと眺めてみた。一つ一つ数えているわけでは…

サルを見てるのが好き

サルを見ているのが好きだ。動物園などで。 なぜかサルを見ているとほーっとする。手垢のついた言い方だけど、癒される感じ。 他の動物でもそういうのはあるが、私にとってはサルが一番癒し効果が高い。 特に、ニホンザルのサル山とか、リスザルの群れとか、…

さんすうセット出し

上の娘が入学して数日。日本の小学生の親がみな一度は通るこれがやってきた。 さんすうセット。 あちこちから噂は聞いていたので、正直、戦々恐々としていた。曰く、細かいおはじきに一つ一つ名前を書かなくちゃならない。細い棒に一本ずつ以下同文。小さな…

気持ちはわかる

気持ちはわかる、という言い方がある。 誰かが悩みを話していたり、愚痴を言っていたり、なにかに文句を言っていたりするときなどに、使うことがある。 言われた側は、気持ちはわかるって言うけど、本当に私の気持ちなんてわかるもんか、と反発を感じたりす…

○○しながら△△できる

ある遊戯施設のパンフレットに書いてあった文言。 「学びながら遊べる!」 これは全然嬉しくない気がする。 遊びながら学べる、ならいいんだけど。似ているように見えて全然違う。

子どもの「なぜ」と大人の「何故」

suVeneのあれ: 「何故ですか?」「理解できない」に潜む否定的意味 こちらを読んで、ふと思ったこと。 子どもはやたらに「なぜ?」「どうして?」と言う。 子どもにとっては、世の中にはどうしてだか、なぜだか分からないことがたくさんあって、それを知りた…

耳慣れないもの、見慣れないもの

耳の方が、目よりも、新しいものに対して抵抗感があるようだ。 初めて聞いた楽曲は、好きなジャンルや好きなタイプの楽曲でも、聞いていきなり「これは好き!」とビビッと感じることはあまりない。なにか居心地の悪さというか違和感を感じ、聞きながら「こう…

同じ文章なのに

同じ文章のはずなのに、しばらく市販の本を集中的に読んでいると、ネットにある文章の文脈が読み取れなくなっている。 また、ネットの文章ばかり読んでいると、久しぶりに本を読んだときに、なぜか引っかかる。読みづらく、読み取りづらく感じる。 普段は気…

この通信教育で日本地理は得意になるか

先に言ってしまうが、この話はネタであって、見たら思わず吹き出してしまった、という話であって、憤っているのではありません。 新1年生の娘のために、いろいろと小学生向け通信添削教材のパンフレットをとっている。 その中で、ある通信添削教材のパンフ…

娘にある言葉を教えた話

先日、衝撃的なことが判明した。 6歳の娘は、「きんたま」という言葉を知らなかった。 気がついたきっかけは、ポケモンだ。ゲームのポケモンには「きんのたま」というアイテムが出てくる。言葉通りのもので、店に売ると高く売れるよ、というただそれだけの…

小学生はダジャレが好き

小学生はダジャレが好き。 とピンポイントで言い切ってしまったが。未就学児だとまだ十分にダジャレを楽しむには語彙も言語能力も足りない。中学生になるとダジャレでは笑いが物足りず、むしろ「さむっ」と冷やかな目になる。というわけで、ピンポイントで小…

ほっこり、さっぱり

しばらく前に「ほっこり」という言葉が苦手、という話が発言小町であった。 ほっこりが苦手 : 生活・身近な話題 : 発言小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 個人的には「ほっこり」自体は嫌いではないけれど、使う場面によっては強い違和感を覚えるときがある…