「萌え」という言葉のもつ強い他者否定性

ふと思う

「萌え」という言葉は、かなり他者を否定する響きの強い言葉だ。「好き」とか「気に入っている」という意味合いに類する言葉だから、そういう否定性が強いことに気がつきにくいけれど、実は相当きつい言葉だ。生身の人間に向かって「○○さん萌え」と言った…

2007-01-28

あのころのネクラは

ふと思う

ネットで掲示板を読んだりブログを読んだり、匿名ダイアリーを読んだりしていると、コミュニケーションが苦手という人、はてな的な言葉でいうと「非コミュ」というらしいが、そういう人がいろいろと自分のつらさや思うところについて語っているのをちょくち…

2007-01-26

味覚異常とはなんぞや

捨て言

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070126k0000e040080000c.html このニュースのタイトルがどうも気になる。味覚というのは、味に対する感覚のこと。五感のうちの一だ。（元）職業柄もあるのだろうが、味覚異常というと、味を正しく感じられなく…

2007-01-26

生かされているのだ

ふと思う

「人は生きているのではない、生かされているのだ」というフレーズをふと思い出し、これってなにか宗教関係だったよなぁ、とまでは分かったけれど、何の宗教だったか思い出せなくて、Google先生に伺った。どうやら、仏教系のようだ。浄土系でも禅宗でも日…

2007-01-23

インプット、アウトプット

ふと思う

あるプロのエンターテインメント系小説家の日記を読む機会があった。非公開のものなので、直接引用できないが、こんな内容。自分（作家）は、最近なかなか思うように書けなくて悩んでいた。そんな折り、担当編集者との会話の中で、はたと気がついた。自…

2007-01-19

良い夫よりいい加減な夫のほうがいい

読んで思う

良き夫になろうと思っている。「良い夫」になろうとしなくてもいいのに。育児*1で煮詰まっている奥さんが望んでいるのは、家事を手伝ってくれる「良い夫」では決してないと思う。特にこの時期の育児というのは、端から見るよりもずっと親本人たちの閉塞感…

2007-01-19

「美しき水車小屋の娘」と聞くと

ふと思う

大抵は美しい娘を想像するだろうな。「汚い水車小屋の娘」だと、汚い小屋を想像する。「醜い水車小屋の娘」だと、醜い娘を想像する。汚いは物に、醜いは人間を含む生物に使われやすい形容詞だという認識がある。かといって、美しいという形容詞が建造物…

2007-01-17

諦めてない人間なんていない

読んで思う

http://anond.hatelabo.jp/20070109224928これを読んだとき、若いなぁ、と思った。悩む気持ちはわかる。仕事も家庭も本当は両方ともほしい、と思うのも。若いうちは、両立ができる方法があるのかもしれない、可能なら両立したい、と思ってしまうんだよね。…

2007-01-16

ゴールさえ見えればどこへでも行ける

捨て言

昔の話。 20代最後の夏の終わり、５年以上つきあいながらも、既にほとんどフェイドアウトしていた交際相手ときっちり別れ、身軽な身となった。まもなく30歳になった。独り身となって淋しいというよりは、むしろそういった系統の気遣いなくどこへでも行けな…

2007-01-15

おかあさんといっしょの歌はけっこう深い

捨て言

「おかあさんといっしょ」から生まれた曲に、「いちごはいちご」という曲がある。歌詞をそのまま掲載することはできないので、歌詞の概要を以下に。畑にいちご（女の子設定）が実っている。いちごは「大きくなったら何になろうかなぁ……ショートケーキの上…

2007-01-14

たまごっちは絶対買わない

日常

私自身が幼い頃からゲーマーだった*1ので、自分の子にゲームをさせるのは特にどうとは思わない。そもそも買い与える以前に親（というか私）の意向でゲーム機が揃っている始末だからどうしようもない。そこそこの年齢になったら母と一緒に対戦したり協力プレ…

2007-01-13

衝突したい欲求

読んで思う

「ヘタレ系DのBlog」さんの記事http://www.ecom.dm.u-tokai.ac.jp/~kakizaki/mt/archives/2007/01/post_225.phpより先日の記事へTBをいただいた。直接の返事にはなっていないが、読んでみて思ったこと。議論は重要なことである．自分ではない誰かと意識の…