深く考えないで捨てるように書く、また

もう一度、自分自身と、自分の中の言葉と生で向き合う

若いうちは家事なんて面白くないよね

家事とか実家暮らしとか独り暮らしとかについてぼんやり考えているうちに、GWになって、ものを書いたり、書くために考えたりしているどころじゃなくなった。
とりあえず思考が行き着いたのは、家事というのは地味なもので、上手くやるのはともかく、必要なだけやれればいいということなら、大抵誰にでもできるもので、まだ自分が特別な何者かになりたい世代、10代から20代にとっては、大して面白くも興味を惹かれもしないものだろうな、というところ。家事など、ただ面倒くさくて邪魔なもので、しなくてすめばそれに越したことはない、という感覚だろう。


しかし、なにかのはずみでツボにはまると、男女問わず、なんだこれけっこう面白いな、と感じるようになることもわりとある。
料理などはその典型だが、掃除や整理整頓、インテリアにハマる人もいるし、広告を見比べて安いスーパーに買い物に行くのが楽しくなったり、節約にハマってみたり。
馬鹿馬鹿しいと言うなかれ。そういうことが本当に楽しく感じる人もいるのだ。


こういうのは非常に地味だ。誰かに「すごいね」と評価してもらえるものでもない。
こういうのを楽しい、面白いと感じるには、たぶん、いろいろな意味で気持ちに余裕が必要なんだろう。生活や経済についてもそうだし、自分自身の評価についても。