深く考えないで捨てるように書く、また

もう一度、自分自身と、自分の中の言葉と生で向き合う

アイライナーが嫌い

昔から化粧は好きじゃない。大きな理由の1つは、ひどい汗かきだから。化粧をしていると汗をハンカチやタオルで拭けないので、不快極まりない。もう1つの理由は、絵を描くのが下手だから。化粧は自分の顔をキャンバスとして絵を描くようなものだ。化粧の仕方を知識として知ってはいても、自分の手と目がどうしてもついていかない。これは才能みたいなもので、とりあえず他人様の前に出られる程度のものは描けるが、上手にはどうやっても描けないので、好きになれない。


そんなわけで、普段は家にいるからすっぴんだが、友人に会ったり幼稚園の行事に出かけたりする時はさすがに化粧をする。
別に気合も必要ないので、ファンデーション、チーク、アイシャドウにアイライナー、アイブラウ、マスカラ(ときどき省略)、口紅。これで終わり。
しかし、たったこれだけなのに、なぜかうまくいかない。特にアイライナー。
できるだけ瞼を持ち上げて睫毛の根元の奥側にラインを入れているのだが、中学時分からコンタクトレンズを使っていて、やや眼瞼下垂気味であることもあってか、数時間すると下瞼が黒ずんでいる。クマではない、アイライナーの粉が下瞼に移ってしまっているのだ。こすってもいないのに、いつもパンダになっている。
どうしたらパンダにならなくてすむのか、いまだに分からない。仕方ないので、最近はパンダを確認したら下瞼を指先で拭って黒ずみを消すようにしている。ファンデも落ちるけどまあいいや。
ペンシル型のものではなく筆型のものを使うといいのかもしれないが、ただでさえ下手な私、筆でアイラインを入れるなんて器用なことができるとは思えないし、コンタクトレンズにつきそうなので余計にいや。


なんで世の中の人は化粧がきれいにできているのだろう。むー。
まあ、パンダになったところで、「あの人化粧が下手だね」と笑われるのは私だけなので、別に気にしなきゃいいといえばいいんだけど。というか、もう気にするのやめた。