深く考えないで捨てるように書く、また

もう一度、自分自身と、自分の中の言葉と生で向き合う

たまごっちがうちに来た……

前にたまごっちは絶対買わない - 深く考えないで捨てるように書くという記事を書いたのにもかかわらず、先日、うちにたまごっちが来てしまった。
断じて私は買ってない。買ったのはおじいちゃん(義父)である。おじいちゃん恐るべし。さすがは 6 pockets。
なんて言っている場合じゃない。しかし、娘が買ってーと要求したわけでもなく*1、私が「うちはたまごっち禁止です」と明言していたわけでもないので、仕方ない。
ここで「もう、お義父さんっ! うちはたまごっち禁止なんですから突っ返しますわよ!」と言っては嫁としてあるべき態度ではない。ここはニコニコと笑って、「どうもありがとうございます、でももうこんな高価なものは申し訳ないんで、できるだけやめてくださいね」と言いつつ受け取った。
でも、見つけた瞬間、自分をセーブできず「ああああああああっ!!」と大声で叫んでしまったのは事実だ。ごめんなさい、お義父さん。マジで「俺、やっちゃったぁ?」って顔してましたもんね。


が、そこでめげる私ではない。
娘にこんこんと、いかにたまごっちがあなたの生活を脅かすか、説明した。
○○ちゃんがお風呂に入ってる時に呼ばれたら、どうする? ご飯中に呼ばれたら? ヤマハの練習してる時に呼ばれたら? 幼稚園のバスが来て出かける時に呼ばれたら? ポケモンでジム戦やってる時に呼ばれたら? テレビ見てる時に呼ばれたら? ほかのことして遊んでる時に呼ばれたら?
いやだよねぇ。邪魔だよねぇ。
娘は納得して、13歳になるまでやらないよ、と宣言した。
13歳と言ったのは、娘自身だ。パッケージに「対象:12歳以上」と書いてあったからだそうだ。
そんなに対象年齢高かったのか、と意外な気もしたが、確かに、ゲームに呼び出されても、必要なことを優先できるくらい自律できる年齢はそのくらいだろう。


本体は電池を抜いて、とりあえず引き出しの奥にしまった。
8年後にその存在を覚えているとは思えないけれど、捨てるにももったいないし。

*1:義父はわりといろいろ服や靴やおもちゃを気軽に自分の好みで買い与えてしまう人なのだ。正直、助かっている面もある。主に経済的に。そのため、うちは夫がディズニーもの厳禁主義なのにもかかわらず、プーさんの服やグッズが意外とある。