深く考えないで捨てるように書く、また

もう一度、自分自身と、自分の中の言葉と生で向き合う

プリキュアがセーラームーンになった件

今朝、「あたらしいプリキュアだよ!」(マクドナルド風に)こと「Yes! プリキュア5」の初回放送を見た。
予告編から予測はしていたけど、セーラームーンだねぇ、これ。
プリキュア的なフィーチャーは残している*1けれど、5人のプリキュアのキャラ構築(性格づけ)、カラーリング、衣装のデザインや変身後の髪型に至るまで、まんまセーラームーン。つまり、制作側がつくろうとしているのは、プリキュアの新シリーズではなくて、プリキュアの名前でつくる新セーラームーンかなあと。少なくともプリキュアではない。
今更セーラームーンってなんなのよー。


と、我々大人は思うのだが、思えば、初代セーラームーンの放送が1992年。もう15年以上経過しているんだな。
今リアルタイムで見ている小さな女の子たちにとっては、セーラームーンってなに?だ。そういう先入観なしに楽しめるものになるのかもしれない。
同工異曲*2戦隊ものシリーズが今に続き、お父さん世代はゴレンジャーだけど今の少年たちにとってはボウケンジャーマジレンジャーこそが真のレンジャーであるのと同様に。


そうやって見ると、セーラームーンのパクリではなくて、これはリスペクトなのか。ここまであからさまに、しかもプリキュアという別の人気シリーズの名をもってやっていることを考えると、そういうことのように思えてくる。
まあたしかに、セーラームーンはなんのかんの言って面白かった。当時の女の子が夢中になって見るのもわかるな、というところがあった。もちろん私は当時はすでに"女の子"ではなかったが。


えー、お母さんの興味は、今回のプリキュアでは、どうやら異世界小動物がイケメン少年に変化するようなうえに、小動物ペアがこれまでのようなオスメスカップルの組み合わせではなく、オス2匹のようなので*3腐女子のお嬢さん方向きにもいろいろと楽しいことがあるといいなぁと期待しているところでございます。


【追記】(2007.2.5)放送翌日になったのでタイトルから「(ネタバレ)」をはずしました。

*1:異世界の小動物の故郷を復活させることがプリキュアとなる目的であるところなど。

*2:同工であるところに意義があるわけだ、もちろん。

*3:今日の次回予告を見る限りの話。実際どうなのかはまだ不明。