深く考えないで捨てるように書く、また

もう一度、自分自身と、自分の中の言葉と生で向き合う

丸い棒で肉を叩くと

丸い棒で肉を叩いたら、血は出ないような気がするけれど、決してそんなことはない。
それほど強く叩いたつもりはないのに、内出血していることがある。内出血したあとは青い痣になり、しばらく痛みが続く。
流血することはないかというと、そんなこともない。全く角のない棒であっても、叩きどころ当たり方によっては、皮膚が裂けて裂傷となり、外へ血が流れる。場合によっては縫う必要があることもある。


こんな丸い棒が当たったところで大怪我する人はいないだろうと思って、ぽんと振ってみたら、思いもかけない大怪我をする人がいたりする。
誰かにむかって、どこかにむかって言葉を発するって、そういうことだ。