深く考えないで捨てるように書く、また

もう一度、自分自身と、自分の中の言葉と生で向き合う

書いてはいる、だが伝えない

年が明けてからずっと書いてないな、と思いきや、けっこう書いてる。
書いてるけど、消している。
ここだけでなく、mixiの日記とかマイミクのコメントとか、2chのレスとか、ちょこちょこ書き上げては、書き込まずにやめてしまっている。
書くことだけで満足しちゃってるのか。
書いたものをオープンにすることにあんまり意義が見いだせなくなってるのか。
あるいは書くものをオープンにすることになんとなく壁ができてしまってるのか。
なんかそんな感じ。


話し言葉の場合、「やっぱりやめよう」と中断できる段階は1つだけ。頭で考えたあと、口で出すかどうか、のところ。口に出した瞬間、相手にはもう言葉が伝わっている。
書き言葉の場合、2段階ある。1つめが、話し言葉と同様、頭から文字になる段階。2つめは、その書かれた文字、文章を相手に見せる段階。
だから、昔から、書いた手紙は一晩おいて、翌朝読み返してから封筒に入れろ、というんわけね。
ま、それで、やっぱりこりゃなんだな、と思えば、くしゃくしゃにまるめてゴミ箱行き。PCなら、さくっとキャンセル・削除ボタン。


書くことは面白い。書いた言葉は、明らかに自分の体から外に出ていて、独立した存在になっているけれど、でもまだ公的なものにはなっていない。生霊みたい?
だから書くことが好き。自分の書いたものを読むことも好き。自分のようなのに自分じゃない何かと出会うことができる。


これはとりあえず公開にしてみようっと。リハビリリハビリ。