深く考えないで捨てるように書く、また

もう一度、自分自身と、自分の中の言葉と生で向き合う

「これはリアルだ」

「これはリアルだ」という言葉に対する認識のずれは、結局のところ、「リアルだ」を「リアルだ」という形容動詞ととらえているかと、名詞「リアル」+助動詞「だ」ととらえているかの違いなんじゃないか、という結論に達した。


言葉とは別に、「リアルである(リアリティがある)」の意味するところが、「実際に自分で体験したこととの差異が少なく、細部で一致する点が多い」ということなのか、あるいは「自分で体験したことはないが、見聞きしたことや想像していることとの一致点が多い」ということなのか、によって認識が異なる、という面もある。