深く考えないで捨てるように書く、また

もう一度、自分自身と、自分の中の言葉と生で向き合う

保護者会の出席率

最近ショックを受けた話。
ある友人(小学生の母親)が話していたことなのだが、彼女のクラスでは保護者会に出席する保護者が非常に少ないという。
クラスの人数は二十数人なのだが、そのうち出席の保護者は5〜6人だと。なんでも、保護者会に出席した保護者は教育熱心とみなされ、PTA役員にさせられる、という都市伝説があるそうな。
その都市伝説のせいかもしれないし、仕事がどうしても抜けられない保護者も何人かはいるかもしれないが、ちょっと半数以下っての少なすぎないか。(ちなみに友人は出席。出席してるから数がわかる)
自分の幼少時は特別な事情がない限り都合をつけて出るものだったと思うし、その時一緒に話していた別の友人(こちらも小学生の母親)は、自分のクラスではほぼ全員出席、欠席は1人だけだったと言っていた。
これは単なる地域の差なのだろうか。それとも自分の子が通っている学校や先生に全く興味がなく丸投げにしている人が増えている、ということなのだろうか。彼女の学校が特別なだけなのだろうか、それともそういう学校がけっこうたくさんあるのだろうか。
私が思ったのは、そんなふうじゃ小学校の先生も真剣にやる気が失せるだろうなあ、ということだった。
なんか気になる。


【追記】(2007.4.19)
その後の話の展開で、上記の友人のうち後のほうの人(出席率のよかった学校のほう)の話で、そこから近い別の学区では、最初の友人のところと同じくらい出席率が低いらしい、という話が出た。ちなみに、そこでも出席する保護者=働いていない人、という都市伝説があるらしい。
また、この友人の知人の話も出て、こちらは出席率は7割弱とのこと。このあたりが一番ありそうな数字な気がする。
で、これらの話はつい最近、つまり今年度最初の保護者会に関する話である。担任などの先生方と保護者が直接会って話ができる初めての機会のはずなのだ。
仕事をしていてそうそう来られない人がいるのは分かるから原則全員出席すべきだなどとは思わないし、学年が上がると出席率が悪くなるのも分からないじゃない(保護者側の心配が減るから)のだが……。


ここまで書いて思い出した。自分の子どもの頃、母親が言っていたことには、保護者会に出ないと欠席裁判でPTA役員にならされるんだ、という話だった。そういう話ならみんな何がなんでも出席するだろうなあ。