深く考えないで捨てるように書く、また

もう一度、自分自身と、自分の中の言葉と生で向き合う

「かがくのとも」に佐藤雅彦が書くという

注:これは本日付mixi日記とほぼ同様の内容です。


たまたま、年長になる上の娘にどうかなと思って、「ぐりとぐら」などで有名な「こどものとも」をはじめとする月刊絵本を出している福音館書店のサイトを見に行った。
しまじろうは1年前倒しでこの3月で終わってしまい、学研の科学・学習にはまださすがに早い。そこで目をつけたのが、月刊絵本「かがくのとも」。「こどものとも」などはお話の創作絵本だが、「かがくのとも」は主に自然科学系の知識や観察を内容とするお話絵本である。物語としてはフィクションもあるが、科学知識については嘘を書かないよう気を配っているようだ。ちなみに、「かがくのとも」は5〜6歳むけ。3〜5歳向けの「ちいさなかがくのとも」もある。


そんなわけでサイトを見に行ったところ、2007年度の出版予定一覧が載っていた。基本的に年間なり半年間なり定期購読するもの*1なので、どんな本が予定されているかはけっこう重要である。
そこで見てみたら、こんな月が。

2008年1月号  「すかしてみると」 佐藤雅彦、ユーフラテス 文・写真

身近なものを透かして見てみると、普段は見えなかったものが見えてきます。

福音館書店(ふくいんかんしょてん)

なんてことでしょう、佐藤雅彦さんが「かがくのとも」に本を書くんですって!
佐藤雅彦&ユーフラテスは、先日ピタゴラbookを出版した組み合わせだ。これだ。

ぴったりはまるの本 (ピタゴラブック)

ぴったりはまるの本 (ピタゴラブック)

この本もある意味子ども向けだが、面白かった。どんな内容になるかわからないけれど、こういう系統なら期待できるし、しかも、「かがくのとも」は安いのだ。月刊絵本という性質上、装丁が簡略化されているし、1冊ずつで利益をあげなくてもいいし。人気の高い本はあとで傑作集としてハードカバーの通常の絵本として単独で発刊される可能性が高いが、いつになるかわからないし。


これはあれか、神が私に「ぜひ娘のために『かがくのとも』を講読しなさい」と言っているのか。
やばい。まずい。物欲が……ふつふつふつふつ。


【追記】(2007.4.7)
この記事を読んだ夫からOKが出たので、早速今ぽちっとしちゃいました。てへ。

*1:本屋によっては毎月少数部をバラ売りで取り扱っているところもあるが、時機を逸すると簡単に売り切れてしまうし、扱っている本屋も少ない。