深く考えないで捨てるように書く、また

もう一度、自分自身と、自分の中の言葉と生で向き合う

水からの伝言(笑)マイナスイオン(笑)

今日のネタはこれである。これもはてなブックマークから見つけてきた。最近使い始めたばっかりだが、いろいろ役に立つネタ、勉強になるネタ、面白いネタが多いのでありがたい。人間の力ってすばらしい。


私自身、若いときはムーとかオカルトとか大好きだったし、タロット占いやってみたり(今でもデザインは好き)、超能力実験やってみたり、まあ若かったからできたことだが、そういうのは実のところ好きなのだ。
が、それは科学とは別物であることは、よく分かっている。
ニセ科学疑似科学の問題は、科学的な手法による立証なく、まるで科学であるかのように装うところである。科学でないとはっきりさせておけば、オカルトだろうとなんだろうとアリである。イワシの頭も信心なのである。


我が家は旦那ともどもバリバリの理系で、我が家の会話では「マイナスイオン(笑)」「酸素水(笑)」とこういった言葉は「(笑)」または「(苦笑)」つきでしか話されない。
そういう家ばっかりならまあ安心なのだが、必ずしもそうではない。お母さんが「このドライヤー、マイナスイオン出るから髪がつやつやになるのよねー」まあ本人がそう思っているなら商品満足度としては高いのでいい。メーカーも本人も店も誰も困らない。が。


以下、リンク先記事より引用。

 「水は美しい言葉(例:ありがとう)と汚い言葉(例:ばかやろう)を理解して、美しい言葉を(紙に書いて)見せると美しい結晶をつくる」という、『水からの伝言』と称する珍説(※筆者の意見)が、小学校の一部の教育現場で「道徳教育」に使われている。

これはいかんでしょ! 道徳は科学じゃないが、だからといって科学上での嘘を教えていいはずがない。諸説がある、というようなレベルの話じゃないのだ。物語のようなフィクションならばまだしも。
しかもだ。これは小学校なので、この道徳の授業をする先生は、理科の授業をする先生と同一人物である。
これはいけない。


話がこの記事とも関係するけれど、本当に今の小学校の先生のレベルはどうなっているんだか。
先生たちも、本当なら教えたくないこと嘘を教えろと強要されている被害者なのかもしれないけど、なんとかしてください。正直、かなりショックです。


最後に、個人的に、今回のリンク先記事にも載っていた、Wikipediaの「マイナスイオン」の項のリンクを張っておく。自分としてはごく中立的によくまとまっていると感じた。
マイナスイオン - Wikipedia