深く考えないで捨てるように書く、また

もう一度、自分自身と、自分の中の言葉と生で向き合う

懐かしのロケットペンシル

上の娘が珠算塾に通い始めた。
最初に体験学習に行くとき、先生から、そろばんだけ持ってくればいいよ、鉛筆はいらないよ、と言われた。体験学習に行って、「これもらったよー」と体験学習用テキストとともに娘が持ち帰ってきたのは、ロケットペンシルだった。
わはー、懐かしい! 今もロケットペンシルってあるんだ!
実物はこれ。↓


先生のお気遣いになるほど、と気がつく。
珠算の場合、右手に筆記具を握りながら玉を弾くのだが、そのため長い筆記具は使いにくい。自分が昔習ったときは、学校で使ってちょうどよくチビた鉛筆を使っていたものだっけ。もちろん、途中で芯が折れると困るから、筆入れに何本も用意していった。
しかし、まだ入学前の子は、チビた鉛筆なんぞそう持っているものではない。家庭で鉛筆をたくさん使っていることもあまりないから(ボールペンやサインペン、シャープペンシルならたくさんあるけど)、いきなりチビた鉛筆3本用意してきてください、と言われても、なかなか用意できないものだ。新品を切るくらいしかできないが、意外と鉛筆を切るのは難しいのだ。硬いので切りにくいし変なふうに折れるし芯が砕けるし。
いただいたロケットペンシルは、ご覧のように、ちょっと短めのもの。ロケットペンシルなので、使っても使っても長さはかわらない。芯は折れにくいし、もし折れたり芯が丸くなったりしてもすぐに新しい芯に替えられるから、1本あれば当面足りる。
とりあえず、これは便利というか合理的。なるほどだ。
もう1本用意しておきたいと思うが、どこに売っているんだろう。昔はけっこう高価だったシャープペンシルが安くなり普及するにつれ、姿を消していったような気がする。そういえば最近文具売り場などで見かけた記憶がない。丁寧に探せばあるんだろうか。あるんだろうなあ、ここに実物があるということは。今度探してみる。